その殺意は、あまりにも悲しい

はじまりから終わりまで、目を背けたくてもそうできない怖さがある。

愛玩されるものが飽きられたとき、その心に浮かぶのは?

それは、絶望であることに間違いない。

その絶望が果てまで向かったとき。

それは、殺意になるのだろうか。