長之介さん、腕を上げられましたね…!!こう来たか!!!!!!!!!こう展開するかな…?と読み進めていた私は、見事に裏切られました。普通の「恋愛話」が展開すると思っていたのです。この短編は、ふたつの「恋」と、裏返ってしまった「愛」と、耐えて時を待つ「愛」の物語でした。いや、思った以上に、深かったです!!
始めに来るクライマックス、そして読み進めていくにつれ自然に物語に引き込まれて、気がついたらあっという間に読んでしまいました。 様々な伏線が自然に回収されていくのでとても読みやすかったです! そ…続きを読む
主人公の女性は、自殺した。男に遊ばれて、それを苦に身を投げた。彼女は気が付くと、ある場所にいた。そこで、ある人と出会う。そこは、様々な人が死んだあと立ち寄り、次の生へと出向いていく中継地…続きを読む
冒頭と序文で暗くて悲しい物語なのかと思ったら、とても優しい物語でした。これまでの作品と違った作者様の新しい可能性を見ました。
生と死の間には、きっと立ち止まる地点がある。すぐに今後どうするのか、その行き先を教えてもらえない。特にね、急に死んじゃうと、準備が間に合わないもの。そんな時、会ってくれた人は、天使かな、悪魔…続きを読む
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