神でもなく、国でもなく――少女の幸せを願い、運命に抗った男の物語。

この限られた文字数で、これだけの物語を織り込んだ筆力は、お見事としか言いようがありません!

物語の展開も素晴らしく、ジャンヌの想区で新たに紡がれるものとしては、これ以上ないのではないのかと感じました!

グリムノーツらしい葛藤も、これまたグリムノーツらしく乗り越えている点にも注目だと思います!

何より小説としての読み応えがあり、最後まで楽しく拝見させて頂きました!