更新が楽しみな久しぶりの狂気

 なんだろう、この作品。
 正直、わけがわからなくなる……

 それは世界観が訳わからないのか、それを当たり前のことと受け入れられない自分がおかしいのか……
 虚実と真実、現実と幻覚の狭間のような世界観は、当たり前のように隣に存在するようで、その実、リアルとはまったく隔絶されたような世界観を構築している。
 だが、やはりどこかに存在するリアルではないのかと同時に錯覚させる薄気味悪さがあった。
 淡々としながらも狂気を孕ませた世界、面白かったです。