縄文戦士、土偶!



おっすオラ土偶!


『ハニーワ』っつう強敵が宇宙から攻めてきて今地球はてぇへんだぞ。


オラ達縄文戦士も次々やられちまって、オラと友人のドリリンだけになっちまったぞ。


「ふっふっふ」


ハニーワはホントに強ぇ。ドリリン、オメェだけでも先に一人で逃げろ!


「ど、土偶。そんなこと言ったって…」


悠長にしてる場合じゃねえ!

二人揃ってここで死にてぇのか!


「か、勝てよな、土偶。」

無事に前方後円墳まで逃げ切ってくれ。






「このまま逃がすと思うのか?」




な、なにする気だ?


ハニーワが念仏を唱えだした。


「あ、あわわわわ」


ドリリン!?

金縛りか!?


「土偶ーーーーー!!」


どかーー……ん


ぱらぱら…


「ふふふ、汚い花火ですねぇ。」


ドリリン…?


「ご覧なさい、木っ端みじんですよ?」




それは、




ドリリンのことか?




ドリリンのことかーーーーーーーーー!!!





オラは激怒した。


これでもかっちゅうくらい激怒していた。


「キサマは…!?何者だ!?」


オラの中で穏やかな心が激しい怒りに包まれたとき、オラは変身するんじゃいや!

おどれ、マジでしごうしちゃるで!

やるときゃワシはこんな言葉づかいになるんじゃいや!

「ま、まさか…!伝説の、日本書記の天皇の…、!」




スーパーじゃいや人、尊徳ぅ(そんとくう)、じゃいやー!





終!(すいません)

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