炊飯器を開けるのが怖くなります。

日常の、何気無い一つのコマに満ちる謎の塊。
影と言ってよいのでしょうか?

喪失感だとか、ちょっとした意識の裏側に潜む、得たいの知れない影が、突如顔を除かせるお話。

不気味であるけれど、主人公はなぜかすんなりと、抗うことなく受け入れてしまう。

きっと、それは自分自身の影だから?

色々と考えさせられる物語です。


にぎた

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