4ヶ国戦争と竜星杯の幻想

無数にある世界【マルチユニヴァース】の中の1つ、【ドラグニア】。
この世界に存在する4つの大国、《ルーリア》、《リヴェンシル》、《サズヴァーナ》、《ソフィア》は、他の国より優位に立とうと、ある1つのものを獲りにかかる。

それは、絶大なる力を宿し、上手く使いこなせさえすれば神の如き能力を得られるという
　　　　　　　　　　　　　　　　　その名は、【竜星杯】。

4国のどこにも属さぬ、流浪の剣士である主人公カイルは、竜星杯を狙う4国より先に杯を手に入れることで4大国の醜い欲が起こした長い大戦争を終わらせようと考える。

竜星杯は、持ち主を選ぶ。もし邪念を抱いて触れようものなら、一瞬にして魂を焼き焦がされ、
死んでしまうという言い伝えがあるのだ。

さて、神の杯は誰の手に渡るのか、この世界はどうなるのか、物語の幕開けだ・・・