タイトル詐欺? あらすじ詐欺? どっちも本当でどっちも嘘だ!

このタイトルで、あらすじには「真面目(?)な歴史物」。
?がついていても、本当に真面目なのか?

真面目でした。1話と最終話後半は。本当に真面目な本格歴史小説です。
つまり、タイトル詐欺(笑)。

ところが、2~10話は、まさにタイトル通りの作品です。つまり、あらすじ詐欺(笑)。

どちらも本当で、どちらも嘘です。

そして、この両極端に振れていながら、作品としてまったく破綻していないのが凄いところ。他では読めないオンリーワン。そういう作品です。

歴史上の敗者、石田治部少輔三成と、その忠臣島左近の華麗なるリベンジを、ぜひご覧ください!

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