主人公のまねちゃん(真音さん)が、志岐くんを追いかけ続けて、いつの間にか芸能界という大きな世界へと飛び込んで奮闘するのですが…。
とてもドキドキします!時には登場人物の皆様に、また時には名シーンの数々に…!
思わず携帯の画面越しに『まねちゃーん!!』とツッコミを入れながら、とても楽しく拝読いたしました。
約20万文字越えという超大作ですが、こんなに読むのが楽しい小説は初めてでした。
登場人物の皆様が、とても魅力的に書かれていて、脳内で動き回り、台詞を発している姿が楽しく想像出来ます。まるでアニメを見ているかのようでした。
ぜひ皆様も一度、芸能界という荒波に揉まれながらも立ち向かい、青春をかける若者たちの素敵な物語を読んでみませんか?
極上のラブコメディです。
個性的なキャラクターが多く登場しますが、どのキャラクターも想像がしやすく、嫌味がありません。
もちろん、一人称語りの主役の真音(まね)ちゃんの個性はピカイチです。彼女の独特の感性による語りでストーリーは進みます。
誰もがまねちゃんの恋を応援したくなるはず。
そしてまねちゃんを取り巻く多くのイケメンズ。
みんながまねちゃんを想っているのに、まねちゃんの想いを含め、その想いはなぜかみなさん一方通行(本人思わく)。
「ちがうってば、カンチガイだってば!」
「そんなこと思ってないってば!!」
何度まねちゃんに直接伝えたいと思ったことか(笑)。
気持ちをハッピーにさせてくれる読後感はこの作者さまの得意とするところでしょう。
まだまだこの先の展開が楽しみでなりません。1話1話が読みやすい分量で、引き込まれる展開のお話なので、きっとあっという間に読めますよ。
芸能界のスターを目指す学園ラブコメディ💕
サイコーに微笑ましく、超絶じれったいラブストーリーをぜひ楽しんでください。
青春が眩しいスポーツ物語かと思いきや、実は芸能界での成り上がりがメインストーリーである本作。『アイドルマスター』や『ラブライブ!』などの、可愛い女子が奮闘するのは小説でも多々あるが、こちらは五百円ハゲの男子(笑
そんなハゲ男子――志岐君が、ガングロチョコポッキー――真音ちゃんに支えられてどこまで成り上がれるのか興味津々で読み進めると……。
正直、この二人に派手さはない。だけどそれがとてもいい味を出している。つまり庶民的なところに共感が持てるんですよね。だから応援したくなる。いいなぁ、この二人。
しかし真音ちゃんの志岐君一途な姿はとても微笑ましいです。そして読んでいるうちに「可愛い……」と思っている自分もいました。やっぱり女の子だね、真音ちゃんはっ。
単純な芸能界成り上がり物語ではない、素敵な恋愛要素も加味された本作を、皆さまも是非(⌒∇⌒)
めちゃくちゃ読みやすくて面白い!
ひたすら一ファンとして志岐君を見守り続けてきた真音(まね)ちゃんが、どこまでもまっすぐで、でもちょっと(かなり?)屈折してて可愛らしい!
500円ハゲを笑われてもポーカーフェイスの志岐君も、時折見せる感情の揺れがたまらなく良いです。
そんな志岐君の隣にいることを望まず、ひたすら志岐君を遠目から見つめ続けようとするまねちゃんの極端なひたむきさが笑いを誘うのですが、そのギャグのセンスと散りばめ方がこれまた絶妙です。
野球界、芸能界のスター(候補含む)が登場人物だけあって、皆さん個性的で魅力的。
御子柴さんも夕日出さんも男気あってかっこいいです!
志岐君と夕日出さんの対決には、私もまねちゃんと一緒に泣きました。
まねちゃんの意外な才能が様々な方面で開花しつつあり、芸能界ではお目にかかれない実直さや純粋さに、周りの目(特に男子)が変わっていくところもドキドキです。
お仕事のくだりも楽しく描かれていて、これからの成り上がりストーリーがとても楽しみ!
皆さんにおすすめしたい作品です。
前作は野球を中心とした舞台設定(といってもスポ根物ではありませんが)で、とても面白く拝読いたしました。
続編……果たして前作のあの面白さを超えられるのか、よもや二番煎じのごとく前作の良さが薄まってはいないか、などと懸念しつつフタを開けました。あっ、フタは比喩です。
なにこれ? 前作を上回る面白さじゃあないですか!
舞台はいよいよ芸能界。
前作のキャラクターたちが役どころを見事に演じ、また新たなキャラクターたちも投入され、むしろ前作はこの続編のためにあったのだと確信いたしました。
もうね、まねちゃんに完全に感情移入してしまって、ワクワクしたりオドオドしたり、笑ったり泣いたりしております。
もちろん、前作からお読みください。
ラブコメが苦手でも大丈夫。きっと、いや、必ずハマリます!