世紀末救世蹴伝説
- ★★★ Excellent!!!
なんだこれ? なんだこれ! なんだこれ!? なんだこれ!!
お馬鹿なノリのハリウッド映画!?
タランティーノの奇天烈エログロアクション!?
それともドーモ。ナンシー=サン。ニンジャスレイヤー!?
よく分からん、見たこと無い、ただ、ぶっちぎりで面白い!!
説明不能、ジェットコースター的にぐいぐいと読者をひっぱていく、この物語のエネルギーは、いったいどこから来ているのか。
作者さんの性癖か!?
やはり、好きなこそものの上手なれという奴なのか!?
カオスな作品の中に放り込まれて、あとはもう読者はお好きにどうぞ。出し惜しみもせず次から次へと出てくる美脚、そして美女と美少女・美少年を眺めてハァハァしてくださいな。
次々出てくるミュータントに、心躍るケレン味に溢れた設定達。
どうして脚で人が斬れるのか。なぜ気づいた時には結婚しているのか。
もう、やりたい放題好き勝手。
そして、思いついた言葉片っ端から放り込んだという感じに、次々に繰り出される脚造語に、私はもう胃もたれ寸前。
しかしそれでも次の話に進むのは、脚本がハリウッドばりだから。
要点抑えて、まったく外さないこのこなれた感じ。
とにかく凄い。いや、すんごい。
技術ある人が全力で悪ふざけした典型例。
こういうのが極上のエンタメってんだ。BANG!
え、足フェチ、どうだろ――とか思って舐めてかかったら、見事に返り討ちにされました。
最高です!!