人婆一体グランオウナー

作者 黒道蟲太郎

78

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★★ Very Good!!

これは……何てレビューすればいいのやら……。
とりあえずもの凄い勢いで読ませてきます。

面白い面白くないの世界じゃありません。(もちろん私は面白く読ませていただきました!)
気づけばあなたもババアの虜に!
そんな物語です。

封印されしババアが少女の身体を借りて包丁を持ち、人魚軍団に立ち向かいます。

ババアvs人魚のバトルシーンは圧巻ですが、それ以外のところ、例えば人魚たちがなぜ村を襲ったのかだとか、少女とババアの関係性だったりとか、色々と考えさせられるシーンも盛りだくさんです。

とにかくババアは強いんです!
私もそんな風に、強いお年寄りになれたらいいな。

★★★ Excellent!!!

女子高生が鬼婆(本当に角を生やした老女だ)に変身し、若い娘たちをはらませることを目的に襲い来る、人魚軍団と戦う……中々キャッチーなあらすじの本作。
読んでみればところどころシモな表現も出てくるが、直接的なエロシーンはないのでご安心を(あるいは、がっかり、か?)。
本作のキモは、こうした奇をてらったような見た目ではなく、作品を貫く「ロック」という熱いテーマである。
主人公のヨシホも、人魚に翻弄される少女たちも、ネタバレなので伏せるが長年虐げられた●●たちも……みな、最初からロックか、あるいはロックに目覚め、自分たちを勝手に定義し、つまらない存在に押し込めようとする輩に反抗する。
てめーらの都合を勝手に押し付けんじゃねえ! 土下座して謝るまでブチのめすッ!!
これはそういう作品だ。そして、エピローグで、ムカつくからぶん殴るなどというともすれば浅い話から、更にもう一歩踏み込んでいるところに、この物語の真価がある。ぜひ、手を付けられた方は、ラストまで読みきって欲しい。
朝日とともに語られるエピローグは、少女たちの友情や、人ならざるものとの交流、これからの未来、解決しない問題は山積みながらも、きっと大丈夫だと感じさせてくれる確かな希望に満ちている。
荒削りなところも多い本作だが、このような素晴らしい纏め方をした作者のポテンシャルは、間違いのない輝きだ!

★★★ Excellent!!!

もうね、ブワーって! ブワーって来るんですよ!
老婆が! すごい勢いで来るの! セックスアンドバイオレンス!
醜悪な怪人を前に清らな乙女の悲鳴が響く時、老婆が来て殺す!
何を言っているか分からないかもしれないけれどそういうものなんだ!
理屈じゃないんですよそれを分かれというのだよ!!!!!!!!
分かったかね!!!!! 分かるね!!!! 大ババア! おお婆あ! ナイスババアフォーエ婆!
ことごとく読んでくだされ! 読まねば貴様をババアの国に連れて行く!!!!!!

★★★ Excellent!!!

突如寂れた漁村に現れ、あっという間に村の人間を洗脳した謎の人魚。
知った顔が感情をなくし、操り人形となって襲いかかる。
そんなホラー的状況を打開するのが……ババアだ!
謎多きババアが人魚を殺す!
まだ序盤であり明かされぬ謎も多いが、とにかく人魚が作ろうとする閉塞をババアが壊し、殺す。
ババアバトルアクション(BBA)のキャッチコピーに偽りなしである。

★★★ Excellent!!!

雨に濡れ、柔らかな女の子から始まる物語、どう転がるかと読み進めると

妖艶に恐ろしき人魚と錬鉄纏う鬼婆!
殴って潰し!斬っては断つ!
人智を超えた化け物バトル、ババアがやらずに誰がやる。


そして、闘争の果てに現れる九頭の化身たる旧(ふる)き神。
総てを打開し、未来を掴め!
人婆一体・グランオウナー!