不思議な作品ですね

 小説とは違うし、詩歌でもないし。強いて言うなら散文でしょうか? 詩があって、それぞれの後に掌編がある。記憶にない形の作品ですが、不思議な魅力を感じました。少し寂しいような、独特の読後感です。ただのメルヘンだけではなく、天文学の知識がちりばめられている点が、作品を引き締めていて、印象的な余韻を残してくれます。こういう作品が読めるのは、ネット投稿の良い点でしょう。面白かったです。