第4話始まり

「ゴーゴー、リーナ!L・O・V・E」


 リーナ軍のベンチ前でチアリーダーのの姉妹、リノンとリオンが、胸に斜めにオレンジ色でRi-naと書かれた青色の揃いのユニホームでリーナの応援歌を練習してる。それをカメラを手にバシャバシャ撮ってる少年がいる。リノン、リオンは、撮られるのを嫌がってようだ。


「こら、ライタ!」


 リーナがライタを止めようとする前に、後ろから来た女性が彼の首根っこを捕まえる。ブルルンと彼女、エレン・ブラックの胸が揺れた。


「あー!もう少しで絶対領域が撮れそうだったのに!」

「絶対領域は禁止!」


 エレン監督は、来ライタらいらいたの頭にげんこつを落とす。彼は、泣きながら、「おっぱいバカー」と言って走って行った。


「リノン、リオン!頑張ってるね」

「「はーい!」」


プルルー!とエレン監督の胸がまた揺れる。彼女は、胸元から、スマホを取り出して「はい、卜部トベさんですか。あぁ、いいですよ。こっちは準備万端です。明日の夜、7時に、市民シティドームですね」と言って電話を切った。


「エレン監督、明日、六姫軍《ろっきぐん)と試合やるんですね」

「そうよ、みんなを呼んできて、ミーティングよ」





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る