苦痛を与えるのは可哀想。だから安楽死させてあげよう、そうしよう。

動物を殺して食べるのは可哀想だからやめましょう、から始まる物語。”倫理的”って一体なんだろう、倫理も何も結局誰かの勝手な決めつけと欺瞞なんじゃないの、終始そう考えさせる運び方がとにかく上手い。

昔々に偶然見つけて読ませていただいたものの、レビューしていなかったようなので。十年近くぶりに読んでも、やはり面白かった。