食わねば死ぬが、いま口にしているものは果たして食事か?ぜひ紙の本で読みたい。
最初のテーマから、様々なテーマが点と点で置かれ、最終的に結びついて題名に戻るという流れがスマートで好みです。短いストーリーの中で作り上げられた世界観。衛生的で清潔感な印象を受けるが、ディストピ…続きを読む
世界観がしっかりと固まっていて、本当に未来はこうなるのではないかと思わせる力があります。普遍だと思っていた価値観もころころと変わるものなのかもしれません。
タイトルに惹かれてずっと気になっていた作品。矛盾をはらんだ倫理観の推移を、巧みな構成と淡々とした文体とで描ききっている。淡々としているけども、実はむせび泣いているような気配が漂う。
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