世界観がしっかりと固まっていて、本当に未来はこうなるのではないかと思わせる力があります。普遍だと思っていた価値観もころころと変わるものなのかもしれません。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(149文字)
当たり前だったことがいけないことになってしまう。似て非なるものに置きかわる。静かに静かに。価値観が変わっていく。大事なものが失われていく。でも、どうすることもできない。ついていけない、…続きを読む
本当に久しぶりに、文句なしの傑作SFだった。これぞSF。 食べるという原点を安直な倫理……『ハンニバル(トマス・ハリス著 高見 浩訳 新潮社 敬称略)』のレクター博士風にいえば、『道義用排泄パン…続きを読む
現実に興りつつある、いくつものパラダイムシフトを、さらっと作品に落とし込む実力と感性。スピード感。プレゼンも含め、著者の魅力や才能が凝縮された作品だと思います。もっと読みたい。フォルカスや主人…続きを読む
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