食わねば死ぬが、いま口にしているものは果たして食事か?ぜひ紙の本で読みたい。
主人公の女は生きるための殺生を禁忌とする世界の流れに翻弄される。この世界の倫理観は海の干満の様にゆっくりと、打ち返す波の様に小さく変化し、その変化にのまれるもは悪とされていく。主人公の愛猫、…続きを読む
昨今、流行のヴィーガンについてのテーマです。自然と共に生きるのは同時に命を食むということ。倫理も突き詰めすぎると訳がわからなくなる見本ですね。似たような作品を書いているので、正直面白いと思いま…続きを読む
生きている、とは本来どんな意味なのだろうか。そもそも、生きる死ぬに本来的な意味などあるのだろうか……?ミヒャエル・エンデの『モモ』という作品の真逆を行く作品なのかな、と感じました。深く考えさせら…続きを読む
AIの猫でもかわいければいいし飼えると思った自分は新人類なのかもしれない。よいのか悪いのかはわからないけど。
もっと見る