これからの社会が直面するであろう命や倫理の重要な概念がダイナミックに変化しうる中で、何が失われ何が得られるのか?それすら言葉に出来ないままに社会が変化していく有り様が書かれているように思います。テーマの重さの割に読みやすく、長さもちょうどよく感じられ良い作品だと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
私は犬派なので、犬だって……犬だって……!と若干なりましたが、確かにこういう状況になったら犬は普通にバクバクしてるんだろうなと思ってしまったのも事実です。猫だからこそ、でしたね。意味はこの作品…続きを読む
将来、本当にこんな世界がやってきてしまいそう。やってくる可能性を否定できない。だからこそ、この小説は読む価値がある。効率が正義で非効率は悪、そんな味気のない世界になる前に、社会への警鐘として、広く読…続きを読む
これはいいSF。二度目の喪失が物悲しい。
もっと見る