ハギわらさんのエッセイ――じゃなかったバンパイアのアインツ氏のモノローグで綴られていた物語です。
カクヨムで悩み苦しんでいる者たちをアツい言葉で励ましてくれました。
たくさん泣いた。特に2万字の日。
ありがとう。本当にありがとう。
何度も書くのをやめようと思った。でもハギわらさん――じゃなかったアインツさんが「書くのが楽しいという気持ちを忘れるな」と言い続けてくれたから頑張れました。
最後の言葉、『エタったらその作品は死ぬ』、胸に刻みつけます。
また来年お会いしましょう。
その時までにはデットエンドについてたくさんたくさん語れるようになっておきますね。
もうね、ここまできたらレビューで絶賛するだけでは止まりません。
いっそのこと違法を覚悟の上で、全部コピペしてあらゆる小説サイトに片っ端から貼り付けてやりたいものです。
第一回目にもレビューさせていただきましたが、これは「吾輩」と呼ぶバンパイアの成長物語です。
なのですが、今回はグッとくるラブストーリーも挟まれております。
この章は単独でアップしてもいいのではとも思います。
物事を純粋無垢な目と心で見つめ、疑問を抱き、もがきながらも答をみつけようとする姿は、もう抱腹絶倒……いえ、感動間違いなしです。
ちょっぴりネタばれですが、第二十二章で「黒目で天パー。まつげが長く二重で、福耳。肌は黒く、笑うとえくぼができ、歯並びが悪い。そして、つむじは右巻き~(原文より)」と書いてあります。
これって、いや、後はお読みください。
私、この章で半日笑いが止まらなかったです。ちなみに、私はなりたくありませんが。
心に重しを持っているかた、日々の生活に疲れているかた、ぜひこの物語をお読みください。スッと爽やかな空気が流れますから。
前作、バンパイア物語から数え、随分と長い間、評価をするのを躊躇っていました。ずっと見ていたのに、フォローもしていません。しかし、自分の中でもそろそろやらなきゃ、と思い立ち、評価させてもらいます。
バンパイア物語、それは、忙しい日常の中でたまに見ると楽しい憩いの場です。その時々の時事ネタ、それはカクヨム関連だけでなく、世間一般に浸透したりインターネット掲示板で取り沙汰されたお話を、作者さんが独自の視点から観察し、感想を書き連ねる作品。特になにか大事な用や目的がある訳ではありません。しかし、なぜだから何時も見てしまう。たまに見るプレミア感を味わいたくて、わざわざ作者さんのプロフィールから見に行ってしまう。その日たまたま更新がないとちょっとがっかりしちゃう。あると嬉しい、しかし無くても人生は変わりなく続くんだろうな、と思うと少し切ない作品です。何気ない大切な物は、この作品の中に詰まっています。
そして今それは、ひとたびの幕引きを迎えました。無くなってもぼくの人生のなにが変わる訳じゃあない。そう思ってしたし、事実そうだと思います。けれど……やはりあった方がいいな、と改めて思い知りました。
また会える日を心より待っています。
9/25 レビュー更新
いつもと変わらずまったりとしたバンパイアの日常。
相変わらず、癒やしと謎な中毒性を持つ文体です。
そして、129話。
すいません、正直爆笑とは縁遠い作風でありながら、ハギワラ氏の何とも言えない言語チョイスに吹き出しました。
面白い!
ボクは好きだ!!
読んで頂きたい!!!
6/8 レビュー
何故か読んでしまう。
そして、何故か他の作品を読みながらも、この作品をまた読みに来てしまう……
何故じゃ?
と考えてみたら、ああ、この作品は珍味なんだよ。
派手さは無い。だけど、噛みしめるとやみつきになるほど旨い。
自宅でお酒を呑みながら、摘まむ珍味の旨さ……
この作品はそんな作品です。
珍味なんで好き嫌い分かれるかも知れない。
でも、はまると抜け出せない、そんなジンワリとして奥深い味わいがあります。
万人にオススメ出来ないかも知れないけど、ボクは大好きな作品です(笑)