タイトル通り、小説を書くにあたっての人称と視点移動について、サンプル小説を例に分かり易く解説してくれた有り難いバイブルです。
こんなにも大切なことを、分かったつもりになってただけだった自分を恥じると共に、拙作品のご講評の御蔭で気づけたことに改めて感謝しています。
しかし、これを書くために芳賀氏は貴重な休日を潰されたのではないだろうか、ご家族の皆さんにも申し訳なく思います。
けれども、これを読むことが叶い、やっと生きた心地がしています。
これから読まれる方はぜひ、作者が指示するように、第7話を別ウインドウで開きながら第8話以降の具体例を対照しながら読むのをおススメします。
何度も頷きながら読んだが、いまの自分には一読ではとても足りず、使い熟すための鍛錬が必要だ。今後幾度となく来訪しては学ばせて頂くつもりです。