底辺工業高校。そこはある意味異世界だった。

作者 藤原ゴンザレス

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★★★ Excellent!!!

笑えますw
自分普通科だったんで
要点をかいつまんで
昔、工業高校(底辺)に通っていた兄に聞いてみると
1、「だいたいあってるなぁ」
2、「まぁウチは動物園みたいな感じだったw」
3、「毎日がサル山でボスの座争いw」
4、「意思疎通は、ほぼ不可能だ」
5、「パトカーにサスペンション落としたやつがいた」
6、「逆に勉強の大事さが10代で身にしみた」
7、「石仮面がなくてもバカさが純度100%になると人間辞めるんだぜ」
8、「いるのは教員じゃなくて調教師だ」
9、「個体ごとのマウンティングの形が多すぎて覚えきれない」

そんな兄も高校で思うことがあったのでしょう。
蕁麻疹が出るほど猛勉強し大学入学後、
今は工業高校教師になり楽しそうです。
曰く
「混じりっ気のないバカは素直でいい」
「◯タゴラスイッチ的なのをやらせれば一日潰せる」
「イルカの調教のほうが多分楽だぞ」
なぜ修羅の道に・・・?

工業高校=全てがそう ではないと思いますが
そんな日常を思い大変笑いました。

★★★ Excellent!!!

彫刻刀で刺された被害者にも関わらず、悪者にされてまともな進学の道を断たれた主人公。
居住区たる埼玉県から追われる形で東京都内の工業高校へ進学した彼は、そこで「真の底辺」を見る!

最初に言っておきます。普通に暮らしてらっしゃるみなさまには信じられないことが多々起きる本作ですが、オークやゴブリン(そこそこ以上に比喩ならず)は本当にいますし、人の頭はよく弾むものなのです。

まあ、細かいネタ(?)は本編で確認していただくとしまして……
エッセイというのは著者さんの日常を綴ったリアルさが読みどころになりますが、そのリアルの質が普通とちがいすぎてファンタジーに至っているのが注目ポイント。

当たり障りない部分を引用させていただきますと、高校が舞台の青春エッセイで『半殺しって無理ゲーですよね?』ですからね。バイオレンスが過ぎます!

しかし、だからこそ異世界を垣間見ているようなおもしろさもあって、読み出すと止まらないんですよねぇ。
日常という名の不条理、そのギラついたリアリティをお楽しみください。

(秋こそガッツリ!長編4選!/文=髙橋 剛)

★★★ Excellent!!!

ありえないはずなのに、あるんじゃないだろうかと思ってしまう底辺高校の日常を描いた作品。
もしこれがフィクションでも大したものですが、実体験だとしたら、マジでよく生還できたと、作者様を尊敬いたします。
冷静に読めば悲惨な話なのに、なぜかコミカルに読めるのが素晴らしいです。

★★★ Excellent!!!

アメリカの刑務所みたいな工業高校で起こる暴力事件の数々をコメディタッチで描いた作品です。
その中の一部を抜粋すると、

・いじめで火炎放射
・教師への浣腸神輿
・ガチホ○。しかも学校で交尾。

バットで殴るのが普通に感じる凄まじい描写です。
はたして『私』は生き残ることができるのか!

……ってマジでこれノンフィクションなんすか?

★★★ Excellent!!!

 こんな高校実在してたのか? ドラマだけの話じゃね?
 と思ったあなた、この作品は想像や取材で書けるものではありません。
 アルファベットが書けず、基礎学力が根本からおぼつかない彼らが取れるコミュニケーション手段はもっぱら暴力。

 さらにトイレの中は、腐女子が泣いて喜ぶ女子禁制BL薔薇の世界とは似て非なる、実際の男色世界。
 学生の本文である勉学をしたいというだけで普通科教師に暴力を振るわれる倫理観が破壊された世界。
 ここは核戦争後の世界でしょうか? いえ核は落ちていません。
 とはいえ、『全員俺の精神安定のために死んでくれ』と毎日願い、今日に至るまでの心の傷を負った。その人生にはただただ同情の念を禁じ得ません。

 こうしてネット小説で公表してくれている作者さん! ぼくは敬意を表するッ!!