1000文字に1度、驚ける

約3000文字の物語にも関わらず、私は3度も良い意味で裏切られました!
お話としてももちろん面白いのですが、それ以上に構成が見事で「この文字数でこんなに話を転じられるんだ……」というのが読み終わった時の率直な感想です。
思わず何度も読み返してしまいました。

最初の場面転換直後の流れが特に好きな部分です。
冒頭の綺麗な雰囲気もまま純愛物として読んでいた所為もあって、最初の場面転換直後にすごく衝撃を受けてニヤニヤとワクワクが止まらなくなってしまいました。
また、タグにはバッドエンドと書いてありましたが、「彼」の末路にはちょっとスカッとしたので、ラストも好きです。

もっと語りたいですが、これ以上は過度なネタバレになりそうなので控えます……。
ぜひ他の方にもオススメしたい小説です!!