ブッコローの二次創作コンテストの参加作品にレビューを書くとアマギフがもらえるかもしれないそうで、それでレビューを書くために一番人気の作品を読みました。
――さすが一番人気!
これは、多分こんなのなくても絶対にレビュー書いてたと思いますよ。
まず、ブッコローが教師になるという時点でかなり斬新なんですが、さらに面白いのがこれがミステリーだということ。犯人は誰なのか? っていうので、教師だけでなく、名探偵(迷探偵?)ブッコローの活躍が見られるんです!
すごいまるっと、すっきりというか、すっきりし過ぎるくらいの最高の終わり方なのがすごい。
しっかりと、語呂合わせのブッコローの癖だったり、ブッコローという人物(じゃない、ミミズク)を良く捉えて書かれていると思います。
そして、くすっと笑える場面もいっぱい!
さぁ、犯人は誰なのか? どのような方法で明かされるのか?
受賞は残念でしたが、ぜひもっと広まってほしい作品です!
『有隣堂しか知らない世界』を知らなくても楽しめるお話ではありますが、『有隣堂しか知らない世界』を知っていれば面白さは2倍……いや、100倍です!
ネタバレは避けたいので詳しくは触れませんが、随所にこれでもかと散りばめられた小ネタにニヤニヤしながら読むことができます。
むしろ、この作品をキッカケにYouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』を見始めても良さそうです。動画を見ながら「あ、これ、小説で読んだネタだ!」だなんてネタに気づくのも楽しそうだな、なんて思います。
『有隣堂しか知らない世界』への愛を感じる素敵な作品でした!