避けようのない死がつきつけられることによって、いろいろな行動を起こしていく主人公。黒澤明の『生きる』のような。考えさせられる小説です。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
ただの恋愛小説ではございません。だって天使が出てくるのだから。ミカの存在こそが、この物語の大きな特徴。不思議な魔力を持って、切ないストーリーをよりいっそう幻想的にさせています。余命を告げら…続きを読む
行き先も見えず漫然と送ってきた日常。突然、そんな人生の終わりが見えたとき、それまで見ていた風景が全く違うものになっていく。最後の時、自分のそばに天使はいるでしょうか。自分は誰かの天使になることが…続きを読む
人生とは有限だ。限られた時間を、いかに過ごすかでしかない。だけれど、もっとたくさんあるはずだと思っていた時間が、もうほんの僅かだと知った時、あなたはどうするだろうか。行動を起こすも起こさないも、…続きを読む
主人公宇佐美は自身の運命に一見自暴自棄になっている大学生。ただその内実は気持ちが強く他人の気持ちを人一倍考えることができます。そこへミカという天使を名乗る妙な少女が訪れます。作品全体はミカのふんわり…続きを読む
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