どろけいにここまでゲーム性があったとは・・・

増えすぎた人口を減らすために行われる「選別ゲーム」。

ゲームの題材は「どろけい」。警察側と泥棒側に分かれて追いかけっこするあれだ。小さいころに誰もがやったであろう子供の遊びをここに持ってきたのは読者として入り込みやすいいい点だと思います(ただ僕の知ってるけいどろと違う……w)

読んでいて最初はゲーム感覚の学生が多く、徐々にこれがデスゲームという認識に変わっていく感じです。
ただ初めから選抜ゲームとは何かが割と明確になっているにもかかわらず、お遊び感覚な生徒がいるのはどうなのか?と思うこともありました。脱落すると追放なので初めから必死な感じはほしいところ。その方が自然なのではないかと個人的には思いました。

しかし一日目でガラッと雰囲気が変わったのは好印象です。

ゲームならではの疑念の渦巻き、葛藤、定番の裏切り。とても好きです。

今回はコンテスト使用なので仕方がないとはいえ、せっかく「選抜ゲーム」とうたっているのでどろけい以外のゲームも用意していただきたかったです♪

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