テンポが良くて一気に読み終えました。主人公とアッコのキャラが明確だし、情景描写も素晴らしく頭の中で映像に置き換えながら楽しめました。笑いあり涙あり。ハッピーエンドも最高です。何度も読み返しています。
オカマに惹かれて読んでみたら……。すごくテンポが良くて、改めて文字数を見て、え、こんなに文字あったんだ!と、いい意味で驚くくらいです。元気がないときに読めば、間違いなく元気が出る。そんなお話。主人公のこれからが、とても気になります。
驚異的なテンポのよさで、三万文字など一瞬にして読み終えてしまいました。『オカマ』『霊』という広告塔がただの記号としてではなく、しっかり活きた設定として描かれているところも高評価です。登場した材料をしっかりと使い切っており、過不足のない構成のお手本とも言えるでしょう。漫画原作化も納得の完成度でした。
洒落の効いた小見出しの通りに物語が進みます。が、結末は予測できないかも。でも、そんな事はどうでも良いんです。テンポ良く会話なり独り言が続いて、軽妙な良い気分で読み進められます。それにオカマのキャラが良くて、益々気分が良くなります。この作者の「中年おじさんの作り方」もそうでしたけど、タ、タ、タ、タっとトッカータの様なリズム感で読者を引っ張っていく点は、乗せられた読者としても気分爽快です。
はじめはスッゴいタイトル(テーマ)だなって思いながら読んでいました。オカマっていいな。作品のおわりかたも好きですし、不安になった時にふと「ショボくれたかおしちゃって」とかのセリフ一部始終を思い出します。笑えるけど、どこかあったかい作品。こんなオカマなら一緒に住んでみたい()
本作は日常の闖入者によって最終的に救われる事になる女性の物語です。とにかくキャラクターの造形と会話のテンポが最高に素晴らしいので、とてもお薦めです! 読んで損はないと断言出来ます!!ほのぼの心霊物の傑作です!!
面白かったです。こんな事故物件なら住んでもいいかもしれない。などと怖がりの私が考えてしまいました!話の面白い人が放つマシンガントークを聞いているような爽快さがあります。一気読みしました。
文章のテンポというかスピード感がよく、1文が長いのにだれずに読めてしまいました。この勢いはすごい。そして語彙の選び方にときめきました。特にオカマさんの。だから更に彼のことが好きになりました。このお話、オカマの引力だけではないですよ。
霊モノって、どんなお話でもラストはだいたい決まってる。いわんや、こんなに離れがたいオカマ……。私も慰めてほしい! と思ってしまう登場人物のよさ。最後まで読んで、いい意味で裏切られました。私の部屋にも出ないかなー! ここに出てくるようなオカマ!!
とてもいい出来の作品です。全体もそうですが一話ごともしっかりオチてる。彼氏に浮気されたのをきっかけに、部屋でオカマの霊とビールで酒盛りを始めるお話しです。ガールズトークって苦手なのですが、相手がオカマだと思うと不思議と読めてしまう。それともさっぱりしたある種男勝りな主人公の気質がいいんでしょうか。ジェンダーって難しいですね。笑いもあれば涙も感動もありと、見所盛りだくさんなので是非ともご一読を。
浮気されるととても辛いですね。この小説の場合それが軽妙ともいえる文章で怒りとともに綴られてるから悲しみとかそういうのはなくむしろ笑える。ホラーとも言える内容なのにオカマとのやりとりがそれを全く感じさせない。舞城王太郎好きな人とかは必見。
物語が短いのでとても読みやすかった。サクサク読めるというのも嘘じゃない。オカマという着眼点も非常にいいと思う。
あら^〜って言われたい
浮気はいけない。そういうことをしでかす男はフって良し、復讐して良し。そんな道を突き進むヒロインを草葉の陰?から見守るオカマが、すごく優しい。優しくって、ビャービャー泣きたくなる。なので、重ねて言います。デトックスしたい方、お読みなさいな。
最初の軽快なテンポをそのままに最後まですらすら読めました!
爽やかさと温かさのある、素敵なお話です。そうなんだ。オカマとは、まっすぐに自分を貫くブレない強さがある人なんだ。——そんな気持ちにさせてくれる素敵なオカマたちが、キラキラ輝いています。登場人物のキャラクターや人間関係のリアリティも魅力的で、ラストはじわっと温かい。読んだ後、とても爽やかです。素直に楽しめる、魅力に溢れた作品です。
読みおわって、そんなことを考えたりしてしまいました(笑)。コメディなのかなー、と思いつつ読み始めてみました。もちろん面白さはてんこ盛りです。しかし同時に主人公の生き方に心惹かれたり、オカマ(霊だけど)の名言におお、と感動したり。主人公の親友ちゃんも、トラブルメーカーなのに憎めない、そういう子確かにいるよね、って感じです。どんな人が読んでもかなり楽しめるお話だなあ、と思いました。
オカマの持つ、あの独特としか言いようのない魅力が詰まっている一作。キャラクターの持つ魅力は元より、物語自体も筆者の卓越した描写力が遺憾なく発揮され、テンポも良く、最後まで間延びせず一気に読むことが出来る。読後の爽快感がまた良いんだ^~
読了感が映画「Oh! Heavenly Dog」の結末の様なオカマ。んで、撤退戦というのは厄介な物。拗れる前に継戦能力を削ぐ、というのが簡単に出来たら楽だけれどそうはいかないからこうなっているのであって。世の中そんなもん。あと、ハーフヘルメットでは何も守れないからバイクに乗る時はもう少し守れる物を被ろう。実際大切。