圧倒的情景。悲しみのるつぼ。愛の儚さ。セリフがなくても、言葉がなくても、ひしひしと伝わってくる命の花火。カクヨム放送局の選出作品のなかでも異色の作品。ここまで書ける筆力は本物。
この女性には、本当は名前があったのでしょう。 でもそれすら捨てて、心に決めた事を為す。 糾弾する訳ではないですが、どんな正義を志そうとも、他人の命を奪えばそれは『悪』でしかない。その事を、こ…続きを読む
すらすらと読めるだけの確かな文章力とともに、世界観がしっかりと濃縮され、起承転結に優れる素晴らしさ
小説投稿サイトの例にもれずこちらも異世界転生や学園ラブコメが席巻しているのかと思いきや、こんなお話しもあるのですね。ある意味感激してしまいました。とても悲しいお話しですが、一つ一つのシーンがセピ…続きを読む
最後にどうして彼女が名無しの女なのかがわかるのですが、知った瞬間、ああやっぱり・・・という絶望感とこれでよかったのだという不思議な安堵感がありました。ところどころに散らばった悲しい予感が最後に…続きを読む
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