実に興味深い

過去(現在からみれば未来)の架空ゲームをレビューするという体であり、内容そのものはレビューサイトに他ならない。
だというのに、現在から推移していくであろう娯楽としてのゲームの流れ、あるいは社会的な動向を「ゲーム」という枠組みで捉える分析など、「こんなゲームあったらいいよね!」という主張にとどまっていないように思える。
何より、根底に作者のゲームへの確かな愛情が感じられるのだ。ゲーム好きの一人として、このような文章が書けることに心より敬意を表する。