シロのことを思うと人道的にどうなのか、というのもありますがこれこそ正しく刑罰のあるべき姿なのかもしれませんね自らの大切なものを奪われる辛さを幾度となく味わい、その度に自分が仕出かしたことを自覚する。そして新しい大切なものがやってくるせいで死という逃避もできない。色々と考えさせられる作品でした。
久しぶりにこちらの小説を読んで泣きました。その涙の先にあったのは少しの恐怖ですね。永遠に繰り返される、というオチには驚きました。
これはすごい刑罰ですね。確かに間違いなく、「女の子と一緒に過ごす刑」です。女の子の事を思うとすごく複雑な気持ちですが、彼女が幸せを感じるならば何も言う事は出来ないです。
これ程優しく恐ろしい罰はないでしょう。未来は発狂か絶望しかない！
抉り抉り、抉り返す。そんな展開。そもそも刑罰は何のための物かを考えさせられます。あくまで法は抑止のためにあって、人を壊してはいけない。 アルビノの少女という設定がその異様な世界観をさらに際立たせています。
確かにえげつない刑罰ですね……オチは予測できたものの、リンドウの心中を思いやると……素晴らしい作品です。
極刑かどうかはともかく、辛いのは確かですね。幸せを享受すればするほど後に来る不幸はより一層重くなる。今後の主人公がどんな心境を抱き、どんな行動をとるのかが気になります。
心理描写が良く、面白かったです。ラストまでの流れが凄かったです。結末に震えました。
良い点。ストーリー、設定。ダークな話ながら面白いと感じた悪い点。ボリューム、もう少し細やかな設定、サイドストーリーが欲しいと感じしまう。
父性をくすぐられる、とても面白い作品です。この極刑は胸が裂ける……。タグとあらすじを見たときにストーリー展開が予想できたのですが、それでも、心によく残る良い作品でした。
面白いが，第一章が終わったという感じでこれから男がどう生きていくのか，死んでいくのかが物語のキモだと思う
最後は悪趣味かもと思う。ただ「極刑」より重い刑かと言うとそこまでではないかと思う。小説としてはいい意味で独創的であるかと思う。
この先もずっとこれが続くとなると・・・地獄ですね。
面白かったです。そして怖かった。下手なホラーより背筋が凍りました。
短編にはMAX星二つと決めてあるので、この評価です。もっと続きを書いて頂いて、長くなれば、星三つを改めて考えさせてもらいます。ネタバレになるので詳しく書けませんが、主人公の３年後、５年後、１０年後を書いて頂くと、非常に面白い小説になると思います。一読者の厚かましいお願いですが。
悲しみを与えた者に悲しみを。絶望を与えた者に絶望を。これは『女の子と一緒に過ごすだけの簡単な刑』。たったそれだけの話し。自分の犯した罪を繰り返し繰り返し繰り返し....理解できるなら、死よりも辛い絶望が待っているんだろう。
結末に向けて、そうなんだろうなという思いとそうであってほしくないという思いが複雑に湧き上がってきました。しかし男も、少女も、遺族も、誰も救われないのではないでしょうか。哀しい世界を堪能致しました。
愛着が沸いてハッピーエンドかと思いきやのどんでん返し!!! こういうビターなオチは嫌いではありません。人の心の持つ情を真綿で締め上げるような苦しさを持つと言う意味では、これもまた立派な刑なのかもしれませんね……。
罰が革新的ですね。素敵。