過密労働に疲れた現代社会に吹き込む一陣のさわやかな風。それがこのヘルプデスクです。
ネット小説の大事な役目の一つは「日常に疲れた大人に癒しを与える」ことだといいます。だからこそ、異世界転生無双チーレムテンプレがもてはやされるのですよね。
この作品は、そんな癒しの役目を立派に果たしてくれます。主役の夢子ちゃんはじめ、それぞれのやり方で電話口のお客様を手玉に取っていくヘルプデスクの有能女子たち。クスクス、ニヤニヤと笑いながら読める短編の数々は、きっとあなたの心も癒してくれるはず。
現実のヘルプデスクの方々は、来る日も来る日もクレーマーの対応に追われて大変だと聞きます。相手が接客業だとみて無理難題を言ってくる人はいつの時代も絶えないものです。
快刀乱麻、無理難題の質問をバサバサと切り捨てていく夢子ちゃん達の活躍は、そんな仕事に疲れた接客業の皆さんにもきっと勇気を与えてくれることでしょう。
各エピソードの末尾に差し込まれる作者の注釈もナイスです。ひょっとしてそっちが本体かもしれません。
まずタイトルがズルい!
こんなこと言われたら、変な質問したくなっちゃうじゃないですか♪
もちろん、女の子にする質問といえばエッチなしつも……ではないんですよコレが!
ヘルプデスクに寄せられる質問は多種多様で、あまりにカオス過ぎる!
パソコンの技術的質問に対するサポートセンターだと思って入社したのに「パソコン?何それ美味しいの?」状態のヘルプデスクは、もはや詐欺求人と言って差し支えない!
でも夢子ちゃんが楽しそうに仕事してるのでオッケーです(*´ω`*)b
とにかくノンストレスなシュールギャグコメディなので、疲れたあなたの心にクスッとした笑顔をお届けすること間違いなし!
作中の用語解説も実に素晴らしく、既に社会人の貴方も、これから社会人になる貴方にもタメにならないでしょう!
ヒロインが所属することになったヘルプデスク部門は、ITだけではなく文字通り「何でも」ヘルプする部門だった。そこに寄せられるのは変な質問ばかり……。
単話コメディーは前後の続きがほぼないので、ネタを用意して単話で完結するように構成するのが大変な反面、どこからでも読んで楽しんでもらえるという魅力があります。
本作が上手いなあと思うのはタイトルのつけ方。「どこから読んでもいい」を巧みに活かし、興味を持ってもらえそうなタイトルがつけられています。これはクリックせざるを得ない。
あと、各話の末、解説欄に見られるちょっとした毒がお気に入りです。笑
息抜きに最適! ぜひ皆様、興味を持った質問をクリックして回答を確かめてみて下さい!
おかしな質問があるからおかしな人が来るのか、おかしな人がいるからおかしな質問が来るのか。
奇々怪々のヘルプデスク物語、読んでいて爆笑しました。
大学のヘルプデスクでバイトしていたときのことを思い出しましたね。あの時も、猛烈に変な質問が来て、冷や汗をかいたっけ。
IT関連以外のとんでも質問が来ていることにも、好感を持ちました。トータルで見れば、そちらの方が分量が多いかも。
ユニークな職場でのユニークな登場人物とユニークなネタ。すべてが組み合わさって、独特な世界観を作りあげています。
ヘルプデスクにかかわった方も、そうでない方にも読んでいただきたい作品です!
あのー、ヘルプデスクですか?実は、困ってるんですが、この作品、パソコンに詳しい人もそうでない人も、あるある~!だとか、こんな変な相談あり!?だとか、思わず笑ってしまって、おまけに皆藤もキャラ濃いし、ヘルプデスクガールズのそれぞれみんな可愛くて、あと最後の用語解説もいい味出してて、無駄な知識がどんどん増えて困ってるんですよ。
一話完結でサクッと読めてクスリとできるので、駅や電車の中でスマホで気軽に読むのにぴったりだし、いくらでも読んでいられるし、読み出したら止まらないし、ネット小説の強みを生かした作品ってかんじで。とにかく読むのが止められなくて困ってるんですよー。あ、あの、電話切らないで下さい!
ヘルプデスク。
様々な質問に答える部署。
このヘルプデスクに来る質問は、並みの質問から、まったく並みじゃないもの、そもそも仕事に関係ないようなことまで様々。
その多種多様な質問を、時に(頻繁に)クレームを受けながらも、さばいていくヘルプデスクの面々がとにかく個性的で、一人一人が面白い。
私が一番好きなのは、やっぱり部長の皆藤さんですね。
癖の強すぎる、社会的攻撃力も高すぎる面々をうまくまとめる魔王……もとい、人格者。
無表情なのに、なぜか表情が豊かな気がしてしまう。きっと心の中ではいろんな感情が渦巻いているからでしょうね。
一話一話がとても短いので、さらっと読めてしまい気が付くと16万字読み終わっていました。
そして、本編も面白いですが、読み忘れてほしくないのが「用語説明」。もはや、こっちがメインなんじゃないかという気もします。
作者の本音?らしきもの、小ネタ、知識もの……ここだけで十分楽しめますし、笑えます。
このヘルプデスクの面白さは、ほかのレビューでも散々書かれていることと思いますが、最後にどうしても一言言いたい。
パンツ、お好きなんですね。それも侵入してGETしたい派……。
続きも楽しみにしています!
ヘルプデスクらしいよくある話が満載です。
…と思ったら大間違いです。
ヘルプデスクと言えばパソコンやネットなどを思い浮かべる方も多いでしょう…しかし、このヘルプデスクはひと味違います。
一癖も二癖もあるメンバーがユーザーの意見をぶった切ります。
中には普通のお話もあるのですが…
あと、このお話は都合上用語説明があります。
本文と比較して読んでください。
読まないと損をします。
むしろこっちを重視してもいいぐらいです。
あと注意事項として、公の場など人目のあるところでは読まない方がいいと思います。
ええ、ちょっとさぼって読んでたら吹き出しそうになりましたよ…
でも間違えないでください。
ちゃんと事実に基づいたお話もあるんですよ?
どれがそうだとはネタバレになるので書けないのです…
一話一話のボリュームは少ないのですが、用語説明でボリュームたっぷり。でも気軽に読めるところも魅力です。
でも、注意事項はくれぐれも守ってください。
後悔しますよ?
私はもうすでに手遅れですが!
ファイルを保存する時に、場所の指定を知らず、適当に保存しているため(ボタンを押しているだけ)、どうやって見つけたらよいかわからず、”最近保存したファイル一覧”からワードドキュメントを探している。。。。。
お前ね、パソコン、もうちょっと整理した方がいいんじゃないの?と、言われ。
何をどこに置いたかわからなくなるため、すべてデスクトップにおいている。足の踏み場もないため、間違って削除した(らしい)ことがあり、ごっそりとファイルごと無くなった。
間違って削除したのは、過去に仕事で作った資料だった。(爆)
嗚呼〜。。。
幸いだったのは、また必要になるかもしれないが、とりあえず今は不必要なことだ。
〜
うう、ノートパソコンの上にビールこぼして(自分じゃなくて、上記の男)、成仏と相成ったこととか。。
はい、自分も”乾いたらなんとかなる”と思いました。。。
濡れてる間は電源入れちゃいけないとか、なんとか。
ヘルプデスク、勉強になります。。。。