手元に書きかけの小説がある人は、まずこの作品を読んでください。

 きっと作者様も、オフトンと同じように悩み、苦しみながら執筆されたのでしょう。そしてそれは、小説を書く人すべてに通ずる苦悩だと、私は思います。
 その苦悩を乗り越えて、一つの作品を作り上げる「とうとさ」を、先生とオフトンは教えてくれました。
 私も書きかけの原稿を終わらせて、いつか先生達と大きな鍋で豆腐を食べたい。そう思わせてくれる小説です。

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