異能者バトルが魅力的

近未来な世界観が素敵でした。

主人公もかつての仲間もみんな異なるタイプの異能者で、次にどんな攻撃が来るのか予想できずハラハラしながら読みました。どの能力が一番好きかと言われると迷うところですが、主人公はチート級……!と思いつつもやっぱりいいなと思いますし、電気の人も派手で格好良いなと思います。

あと一緒にいるAIがかわいいです。
見た目がグロテスクと書いてはあるけど、相棒がいるのはいいなーと羨ましかったです。

始め、主人公達は追われる立場なのでうまく逃げ切れるのか不安で、間に入るバトルの度に緊張しっぱなしだったので、家に着いた時はほっとしました。
料理がおいしそうなのもとっても良いです。
おいしそうなシーンがあるお話は良いお話だと思います。

私は名前を覚えるのが苦手で読み方もすぐ忘れる鳥頭なのですが、みんな個性的な能力を使うので、「あ、この人ヒーラーの人だ」なんてマイルールで読んだりして楽しめました。

バトルが魅力的といいつつも、もう少し日常パートや友情パートも見て見たかった気がします。
続編に期待です。

レビュワー

このレビューの作品

アイリバース

その他のおすすめレビュー