埋もれている名作だと思う、何故誰も読まないのか

壊し屋奈落、やっぱりタイトルの語呂がすごく良い。
一発で覚えられました。

見所はと言えばまず「生きたキャラ」たちがいることです。
キャラそれぞれにしっかりとした設定と特徴的な性格があり、
まるで本当にいる人々のように物語の中で生きている。
まるでアニメを文章にしている様です。

そしてそれを可能にする文章力、物語の構成力。
壊し屋という職業でハンマーを持った筋肉質のキャラを
思い浮かべましたが、それはいい意味で裏切られました。

個人的にはシルヴィアが好きです、自我自賛かわいい。
何故読まれないのか不思議でなりません。

恐らく一話あたりの文字数が多いため、
腰を据えて読まなければならないのが要因でしょうか。

このレビューを読んだ方はとりあえず読んでみてください。
そのうち時間を忘れて読んでいるはずです。