さあ、ヒロインを着飾りに行こう
- ★★★ Excellent!!!
「あのキャラがあの場面で来てた服、何ていうんだろう?」
「こういうクールでピッタリしたイメージだけがあるんだけど…」
…とまぁ、こんな感じの悩みはおそらく多くの物書きが抱えているであろうかと思われます。何を隠そう僕もその一人です。
本題に入りましょう。この作品はそんな悩みに対する良き処方箋になるかと思われます。基本的な用語、描写する際、どんな事に気を使ったらいいのか、実際に組み合わせるには、そんな事が読みやすく、コンパクトに纏まっています。
勿論、作中にもありますが、これが全てではないでしょう。ファッションは実に奥深いものです。
しかし、「取り敢えず描写するために必要な知識を得るため」に、そして「より具体的な事を考えるきっかけ」として、この作品は非常に適しているように思います。ぶっちゃけ印刷して傍らに置いときたい。
そんな訳で、お勧めです。さあ、これを読んで、ヒロイン達を着飾ろうじゃありませんか。そうすれば彼女らはきっと、違った顔を見せてくれるはずだから。
…女装の知識も誰か教えてほしいなぁ(苦笑)