第12話 悪役のデザイン・後編への応援コメント
わたしの悪役にも動機をつけます。
勿論主人公にも!
分かりやすいご講義ありがとうございます♪
第13話 悪役のデザイン・補足への応援コメント
内容の関係でここにコメントを書いていますが、つい先ほどこの作品を読み切りました! しかし悪役のデザインにまで解説が及んでいるとは……。私は途轍もなく素晴らしい”悪役論の森”に迷いこんでしまったようですね。
私は水代 様のおかげで悪役について考える機会が出来たのですが、なぜその人物は”悪役”なのか、彼・彼女を”悪役”たらしめる理由を作るのが案外難しいことに気付きました。主人公が悪を倒す理由よりも数倍手の込んだ設定が出来そうです。……悪役に愛着がわいてしまったらどうしようかと。
また、今はまだ悪役(というかもはや”悪”について)の項を作成中ですが、これがなかなかはかどらず、ここでもまたあなた様の考察・解説力に圧倒されるばかりです。
それでは、ここに表された助言を抱いて、新たな作品作りに励もうと思います。ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。お役に立てば幸いです。
悪役に愛着が湧くのは良いことだと思いますよ。むしろ「作者が愛着を持てないキャラクターに、重要なポジションを与えてはいけない」と思います。
物語の中で重要な位置を占め、何度も登場するキャラクターであれば、それだけ詳細を考える必要があります。どうでもいいようなキャラクターのために頭をしぼるのは大変なので、作者自身が好きになれる or 強烈に嫌いな悪役を考えてみてはいかがでしょうか!
第7話 究極(?)の悪役・前編への応援コメント
「究極の悪役」……? そんなもの、本当に存在するのかという疑問を抱いてこのエピソードを開きました。そして驚きました。「なるほど、その手があるか!」。おそらく作者様もほくそ笑んでいることでしょう。
自分自身が悪役といった設定は、確かに今では斬新といった感じではありませんが、読み手ではなく作り手の視点からみるとこれまた新たな発見がありますね。
既存の映画や小説の登場人物を例として、すべての悪役パターンの解説に到るその知識量、そしてまとめ上げる文章構成力。それらが織りなすのはもはや「悪役学」ではないでしょうか!?
そして、ひとつ私的なことを……。私も(ファンタジー)創作論を作成している身でして、水代 様の作品を拝読し、自分も悪役について考えてみようと思いました。
二日三日で投稿出来るようになるかと思いますので(よろしいでしょうか?)、お暇でしたら一読――い、いえ、えーと、とにかく参考になりました! ありがとうございます。
作者からの返信
草月玲さん、コメントありがとうございます。
究極の悪役回については、ご推察のとおり「ふふふ、どうだ!」とほくそ笑みながら書きました(笑)。成長譚において主人公が乗り越えるべき壁は、結局のところ自分自身であることが多いと思っていたので、いつか分類整理してみたかったのです。
ファンタジー創作論、とても楽しみです。ぜひ拝読したく存じます。
第3話 やられ役と「キャラクター」への応援コメント
ただの悪役ではなく、何らかの裏のストーリーを意味付けする事で、キャラクターに色が出るということですね。
勉強になりました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。お役に立てば幸いです。
悪役にもそれまで過ごしてきた人生がありますから、物語の中で果たす役割の重要さに応じて、適度に味付けをしてやれば美味しいおかずになります。ただしさじ加減に気をつけないと、メインディッシュがどれなのか分からなくなったりしますので要注意!
第1話 悪役の6分類への応援コメント
面白いですね、6パターンを読みながらあの悪役はこれだな、とイメージが湧きました。
作者からの返信
木沢 俊二さん、コメントありがとうございます。
長編小説に登場する悪役を片っ端から分類していくと、その作者がどんな悪役を好んでいるかが見えたり、思った以上にバランス良く1~6を配置していることが分かったりして面白いですよ。お暇な時にでもぜひどうぞ。
第16話 悪役の位置づけについて・後編への応援コメント
私はソーシャルゲームが好きで色々やってるんですが、ストーリーがあるタイプの場合、明確な悪役ポジションがいる方が、プレイヤー受けしやすい気はします。逆にただただ、冒険するだけってタイプのシナリオは、評判が悪くなりがちですね。
短編ならともかく、長編の冒険モノとかを書く上で、物語に明確な目的があるというのは重要ですから、やはり悪役は必要なんでしょうね。そういう意味でも、物語における悪役の位置づけは大切な気がします。
私は基本短編しか書かないので、長い物語を通して存在感を放つ、ラスボス格の悪役を書くという経験は無かったりするんですが……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ソーシャルゲームは詳しくないのですが、やはり明確な目標がないとプレイヤーも途中で飽きるのではと想像します。悪役を倒す、○○の秘宝を手に入れる、なんなら自分が神になるなど。
この中で一番分かりやすいのが、「ラスボスを倒すために強くなってアイテムも集める」タイプでしょうから、悪役を配置するのが王道かつ無難なのではないかと思いますね。
ちなみに私の長編「止まり木亭」は、今のところ小悪党タイプが一人出てきただけなので、シリーズ全体を通じての悪役をどうやって登場させようかと頭を抱えていたりします(笑)。
第10話 【閑話休題】悪役の定義への応援コメント
確かに、銭形刑事はライバルキャラって感じですよね。
私は、ライバルはでてくるけど悪役は出てこないってタイプの作品も好きなんですが、この手の作品って、相当面白くないと、ウケないんですよね……。
それにしても、ルパンといえば、「ルパンVS複製人間」の悪役は衝撃的だった……。あれもある意味、究極の悪役タイプですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ライバル同士が出し抜き合うのを楽しむ作品となると、「バッカーノ!」あたりが思い浮かびました(明確な悪役は過去の人になっていましたよね、たしか)。
マモーも思考のスケールが大きいというか、ぶっ飛んだ悪役でしたね…。彼の最期はあれくらいでないと映えない気もします。
編集済
第6話 悩まない悪役・後編への応援コメント
悩まない悪役、良いですよね。吉良吉影とか特に。
ジョジョのラスボスたちは、同情できるタイプは全然いないのに、どいつも魅力的なんですよね。
あと、悪役というよりライバルになるのかもしれませんが、HUNTER×HUNTERのヒソカとかも④のトリックスター要素を持つ、迷わないキャラクターとして、よくできていると思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キャラクターの主義がどのようであれ、強固な筋が一本通っていると(特にそれが常識からずれていると)面白くなりますよね。「こいつ絶対何かやるぞ」、「一見普通の対応だけど、普通に終わるわけがない」とワクワクするような。
第1話 悪役の6分類への応援コメント
企画への参加ありがとうございます!主催者の野生の雑種犬です。
悪役に関する創作論とは、面白い観点ですね。
悪役の6分類非常に的確だと思います。
個人的には、③主義があり、それが主人公側と対立する悪と⑥もはや災厄・災害が好きなんですが、④価値観が全く違う悪(狂気タイプ)や⑤力を持ってしまった小悪党も作中に一人くらいいると、面白いですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。レスが遅れてしまって申しわけありません。
面白い企画をありがとうございました!
狂気タイプや小悪党タイプは単体でも面白いですが、理性的な悪役とセットで出すことによって「敵も一枚岩じゃない」などの演出もできますね。「奴は我らの中で一番の小物」と切り捨てられる展開もできそうです。
第3話 やられ役と「キャラクター」への応援コメント
水戸黄門でいうと、ニコ動に上がっていた『控えない人々』というタイトルのまとめに、印籠出されても襲ってくる奴らが居ます。
その中で個人的に感銘を受けたのは、ある悪徳商人でした。この人は祖先が大阪の陣で豊臣方に尽き、破れて今の世を迎えたので、徳川の末裔である光圀には従わないという趣旨の台詞を言います。なかなかかっこよかったです。
ただ、あんまり活躍して主役を食ってしまうと、話がおかしくなって面白くなくなってしまうのかも知れません。読者が何を期待するかなのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
言われてみればその回、なんとなく見覚えがあるものの結末を思い出せません。あとで見てみますね。貴重な情報をありがとうございます。
水戸黄門に関しては「勧善懲悪」のテーマをぶらすわけにいかないでしょうから、悪役に筋が通っているケースは一種の変化球だと考えられます。その悪役を投獄してもすっきりした結末になりにくいので、私なら「悲しい人間を生み続ける巨悪への怒りを新たにするのであった!」といった具合に軌道修正することでしょう。
第2話 物語のタイプA・Bへの応援コメント
この分類でいうと、②と⑥になるんだろうというエピソードを知っています。
『それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ』、という有名なセリフが、特撮番組のウルトラセブンにありまして。
その話に出てくる”ギエロン星獣”というやつがそうです。
こいつは、放射能で汚染されたとっても体の硬い怪獣です。隕石をぶち割って宇宙を飛び、地球上に降り立つと、東京の町中で放射能のガスを吐きながら歩き回りました。ばらばらに破壊しても再生するし、ウルトラセブンのアイスラッガーでも弾き返してしまいます。そういう意味では、⑥のもはや災害だと思います。
一方で、このギエロン星獣が生まれた原因は、ギエロン星という星に対して、人類が兵器の実験のために強力な爆弾を撃ち込んだことにあります。撃ちこむ前の星の調査で、こんなに熱い星にとても生物なんか居ないだろうし何も影響がないという結論が出ていました。が、実際はそこに暮らしていた生物が突然変異してしまいました。案の定故郷を破壊されたこの生物が、地球に対して復讐に来るのです。②の悲しい過去ですね。
このお話の分析を応用するなら、⑥という人類のために絶対に倒さなきゃならない悪という要素を持ちながら、倒してもすっきりしない②を持っているという超絶に気分の悪い奴です。
百パー売れないですね。残念。でも大好きです。こいつやジャミラのことを知っていると、ダオスが甘噛み程度に思えてしまいます……。
作者からの返信
片山順一さん、コメントありがとうございます。
ギエロン星獣ってそういう背景の敵だったんですね! それはたしかに「根本的な問題がまったく解決しない」点でパターンBですね。
ノンマルトの使者といい、セブンにはその手のエピソードがけっこう多い気がします。私も今ならそういう脚本が大好きですよ(笑)。
第16話 悪役の位置づけについて・後編への応援コメント
全て読ませていただきました!納得できるだけでなく、構成も整然としていて、とても分かりやすかったです!是非参考にしたいです!素敵なテーマをありがとうございます。