面白かった、終わりのほうは一気読みでした

登場人物多く、地名もいっぱい出てきます。ちょっと途中時間を置いてしまいましたが、混乱しませんでした。
闘いにつぐ闘い、血の気の多い主人公ゲッツに活躍の場の多い、戦争多く私闘がまかり通る時代。騎士の役割が終焉を迎える、不安とやるせなさも漂っています。
ドイツの19世紀の本を読んだり、ルターに興味ある私としては、過去をさかのぼる興味深さもありました。
主人公の魅力と、敵であっても気持ちの通じる人物、味方であっても通じない人物が出てきて、戦乱の世の複雑さを垣間見た気がします。




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