弱いんですよこういうのに

キャラクターの緩やかな終わりに想いを馳せることはそうそう、ない。幸福なキャラクターにはエンディング、結末、そのほかもろもろの着地点が与えられる。

では着地点のないキャラクターはどうか? 担い手を失ったプレーヤーキャラクターはどうするのか? 終わるゲームの世界はどうなるのか? 書き手を失った途中の小説はどこへ行くのか? 活躍できなかった、終わらせてもらえなかったキャラクターたちは、そのあと、どうすればいいのか?
……っていう、ゆるくて容赦のない永遠についての話に弱いのは、自分だけじゃないと思います。

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