気まぐれで読み始めたのですが、カクヨムメンバー登録してしまいました!!!自分も、若干は苦労したかとは思いますが、自殺とか考えた事は一度もないので自殺志願者の気持ちも分かりません。ただ高校時代に親戚の男性(はとこ?)、大学時代にサークル仲間が自殺した事がありました。
彼らが自殺する少し前から、虫の知らせというか、なんとなく彼らが気になっていたのに受験直前だったり、自分の問題で悩んだりして結局、「自分の都合を優先」して「落ち着いたら連絡しよう」と「予知?」を無視して、とても後悔しました。電話の一本、入れたら彼らは思いとどまったかも。。。と。
この小説で、主人公は何処に行きつくのか?周囲の人々の心配は、取り越し苦労に終わるのか。。。終わって欲しい、色々あったけどどうにかハッピーエンド。。。と期待しております。
序盤はタイトルどおり、曰く付きのコンビニで夜勤バイトを始めた青年袴田が、個性的な夜勤メンバーに振り回されながら、数々の怪奇現象にビビりまくるホラーです。
しかし、いくらメンバーが良いからと言って、何故彼が怯えながらもバイトを辞めないのかは、伏線はありまづが明確には明かされません。
後半になり、その理由が徐々に判明すると同時に、主人公が己の過去と向き合い、足掻き、新しい一歩を踏み出すまではもどかしくもあり、その分、ラストの爽快感は格別。
構成も見事で、長編ながら読者が飽きずに、ページを追い続けられる技術に感服です。