綺麗で悲しい物語

SFと書かれていたものの、どちらかというとホラーなのかと思いながら読んでいたら、最終話でSFになりました。
でもほんのりと残るホラー要素もあって、SFと上手く融合しているように感じました。

ストーリーはどうしても、東日本大震災を連想してしまいます。
このように哀しい出来事があちこちであり、その爪痕はまだ残っているのでしょう。

こうした物語が綴られることで、哀しみを少しずつ浄化し、そして風化させないことが大切だと思いました。