愛という哲学

一言でいうと愛、怖い。
ノイズが混じったのはいつで、誰で、どこで―――。

永遠の生、そして永遠の愛を手に入れるための実験の日々。
彼女は彼を、彼は彼女を、本当の意味で手に入れることがいつの日かできるのだろうか。――それとももう

背筋の凍るようなラブホラーSFでした
この短さでぞっとさせられるのは無限の生を死という形で描いているからなのかもしれませんね
記憶が移せればそれは『私』なのかという哲学的な問いがうまく利いている一作でした。