毒にも薬にもなる書評を君へ

 良いレビュー集です。作者が作品を書く側だからこそ、細かく具体的な配慮や様々なぶっちゃけが嫌味にならない。
 しかも毒専と言っておきながらその根底にあるのは作品への愛というか深い観察の眼差しであり、決して一方的にこきおろすような作品ではない。
 少量の毒を上手く使って薬として活かしている。薬に携わる人間として、この毒という表現は実に面白いものだったと言わせていただきたい。
 是非とも多くの人に見ていただきたいエッセイです。



 あと百万回生きたにゃるはギャグ枠だと思います!

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