夢の扉が開いたら

幼い時から予知夢の能力を持つ美咲。
それは歳を重ねる毎に開花されていき誰にも打ち明けることが出来ずにいた。

16歳の誕生日の夢で学校帰りに大雨に打たれ雷が足元に落ちてその稲妻の光に導かれるが如く金色の道筋が現れて美咲はその上を自分の意思とは関係なく歩んだ。

恐々とその日を過ごす美咲の夢は正夢になる。

気を失うような瞬く光に包み込まれ足を進めてしまった美咲が目を覚ました時には見たこともない夢の様な世界が広がった。