これは勇者として突如異世界に召喚された少女ラブラの物語です。
召喚された時は記憶もなくし、右も左もわからない状態。それでもご飯をモリモリ食べながら、全然知らない世界の知らない人たちのために、正義感いっぱいに強く逞しく戦う彼女の姿は、間違いなく勇者そのもの!
彼女の強さ、優しさそして次第に深まっていく異世界の仲間たちとの絆は、悪に支配されつつある厳しい世界観の中でも美しく輝きを放ちます。
エルフやドワーフ、魔王など王道のファンタジー要素に加えて、作者様のオリジナルである多種多様な魔神たちが登場するのもこの作品の魅力です。
作者様の別作品『ライブ配信!異世界転移!?』に続く物語なので、先にそちらを読んでおくとより楽しめると思いますが、こちらだけでも十分楽しめます(*^◯^*)
彼女は仲間たちと共に、この世界に平和を取り戻せるのか!?ぜひみなさまもお楽しみくださいませ!
『勇者ラブラ伝説~私って実はちょっと凄いんだよ?~』を読んで感じたのは、「なんだか応援したくなる主人公って、こういう子だなぁ」ということ。記憶喪失で、ちょっぴり抜けてて、でもご飯が大好きでマイペースなラブラ。その可愛らしさの裏に、「誰かを守りたい」というまっすぐな想いがあって、読んでいるうちに自然と彼女の成長を見守る気持ちになります。
魔神具や精霊の戦闘モニターといった仕掛けもユニークで、RPGのようなワクワク感が満載。仲間たちとの掛け合いや、強敵との対決にハラハラしつつも、ラブラの言動に思わずクスッと笑ってしまう場面も多く、読後にはやさしい元気をもらえます。
気取らず、でも芯があって、少しずつ“勇者”になっていく彼女の姿に、きっとあなたも親しみを感じるはずです。