淡々と進む中に、主人公の感情が入ってきて、共感し、途中胸が苦しくなりました。けれど、あたたかさも感じられ、こんな風にケーキを一緒に食べたいな、と思いました。とっても幸せな気持ちを貰いました。ありがとうございます!
今日がホワイトデーなのを忘れている旦那。なかなか子供ができない夫婦の日常です。日常のリアリティーが込められてます。感情表現がいいです。文章うまいです。記念品はすぐ忘れちゃう旦那だけど、い…続きを読む
白い日なんてくそくらえじゃッ、そもそもなんでユリウス暦に則って祝わないかんのじゃっ、とキャッチを読んで思った。全然期待しないで本編読んだから不意打ちみたいに涙が出た。ホワイトな日は関係なかったん…続きを読む
平穏な日常にある、ささいなことへのわずらわしさや、未来への不安が丁寧に綴られています。この二人の物語を、続きも読んでみたいと思いました。
語り手であるマキの、日々の暮らしの中のいたみとしあわせが、叮嚀で豊かな文章表現によって語られています。特に「蛇口から落ちる水が洗剤の泡を押し流し、排水口に消えていく」の一文の表現と、場面への挿しこみ…続きを読む
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