いるのに、遠い

書き出しから素晴らしい。父と娘という、近いはずなのに遠い距離が絶妙な筆致で描かれている。美しく謎めいた女と、母の握ったおにぎり。決してあからさまではない、それでいて妙に胸に引っかかる演出が巧み。
とても好きな作品でした。