大岡昇平の「野火」も武田泰淳の「ひかりごけ」も野上弥生子の「海神丸」も、全て軽やかに飛び越えて口の中一杯の「旨み」だけを伝えてくれる文章。うまいです。
歴史、特に現代史と映画が好きな婆です。ペンネームは大好きな映画監督、小栗康平氏の愛すべき珠玉の一本「伽耶子のために」からいただきました。紅花と牛肉と米の國から…
ネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください。食事関係の描写が上手い小説かと思いました。しかし、最終的にはそこではなく、というのがとても面白い終わりでした。しかも、主人公がそれを良しとするとは。一…続きを読む
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