幻想小説と思います。何故か酒をきこし召したくなる掌編。ハイヒールは矢張り、赤のペンギン柄が宜しいかと存じ及びました。推奨致します。
短編の現代小説・幻想小説やライトノベルを書いています。そろそろ半世紀生きてまして、血の色ミドリですがお気になさらず。 twitter @ukari
読みやすいし面白い作品。主人公が世の中に世知辛さや自信の孤独を感じたり、芥川的な厭世感があるが、結局、居酒屋でただお酒を飲んでいる酔っぱらいの独り言でしかないところが個人的にシュールで好き。芥川作品…続きを読む
読んでいて心地よいと感じる文章の裏にはなにかしらのリズムがあるものなのかもしれません。ステキな短篇です。
読み終わってから、あのときの「てぬいぬ様」の「しぬみりとした箪笥のやうに押し黙った顔」を思い出して、大笑い。いいセンスの作品です。
読み始めると、うっかりと江戸時代のお話かと錯覚するくらい、現代のほのぼの酔っ払いを描きながらも どこか懐かしい古典落語の響きが耳に残る。 同じ著者の『歩道橋~』で展開された現代版俳句・短歌の世界観が…続きを読む
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