読み終わってから、あのときの「てぬいぬ様」の「しぬみりとした箪笥のやうに押し黙った顔」を思い出して、大笑い。いいセンスの作品です。
なるほど、んをぬにするだけで相当高尚になる!これはいいことを知った!こういうのって、やりたいと思ってる人は多くいるんでしょうが、それなりの素養が伴ってないと実現は難しいですからね。ただ脱帽です。
一応、芥川龍之介は全集で揃えて通読しているぐらいには、個人的に好きな作家の一人です。それでこの掌編なのですが、正直二十一世紀のWeb小説投稿サイトでこういう作品とお目にかかれるとは思いも寄りません…続きを読む
幻想小説と思います。何故か酒をきこし召したくなる掌編。ハイヒールは矢張り、赤のペンギン柄が宜しいかと存じ及びました。推奨致します。
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