第一部まで拝読しました。 恋愛関係で偶に、中世ヨーロッパの戯曲みたいな感じになるところが良いと思います。
外伝「夜闇の薄明かり」で描かれる神話群と相まって、奥行きを増す世界観。歴史と神話を持つ、一つの確立した世界の中で、ファランやシグリドたちが生きているのがわかります。個人的には語り部パルヴィーズが…続きを読む
第二部が終ったところですがレビューを。不思議な雰囲気をもつ序章から、一気にファンタジー世界へと引き込まれます。イマジネーション溢れる世界を舞台に、物語は過去と現在を渡り、数々のキャラクターの厚みの…続きを読む
人物の行く末――その先にすら想像の余地を与える。多層的で拡張性のある世界観。重厚かつ多角的に統制された物語の観点が、人物の主義と本懐を明るみにして、進退の岐路となる闘争の重みを、これでもかと…続きを読む
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