あとがき
最後まで読んで頂いた方、誠にありがとうございます。本作が二作目になります。
前作の場合、物語のアイデアから執筆までの期間が数年かかっているのに対し、本作は数ヶ月しかかかっていません。もっとも、前作は途中放り投げていただけで、深く推敲していたわけじゃない──ということで、まあ、期間を比べてもしょうがありません。
でも、結局は書き終えるまでに2年ほどかかっちゃってますから、遅筆であることは同じですね。まあ、趣味で書いているのだし、それはそれでいいんじゃないでしょうか?
さて、今回の物語を書いていて気付いたんですが、物語って、『創作する』ものだと普通思うじゃないですか。でもですねぇ、書いていると、これは『思い出す』ものなんだなと感じました。無いものを作り出すって感覚ではなくて、あった事の詳細を思い出すって感覚。『あれ~、ここはどういう経緯だったっけ?』と一生懸命思い出そうとして、やっと思い出すという感覚です。
思うに、スケッチに似ています。下書きの線はいい加減で、輪郭のみなんですが、ディテールは段々と出来上がってくるという……。彫刻でもそうですかね。彫刻したことはありませんけど。
今回は特に調べものが多くてとても疲れました。科学考証が有り過ぎです。小説とか読んでいるだけなら気付かなかったのですが、実際書いてみると、『ファンタジー』や『魔法もの』とかは、アイデア次第で、好きなように設定すれば良いので、数ヶ月で単行本一冊とか書けるのも分かります。アイデアを出すまでが大変なんですがね。
誰かをディスっているわけではなくて、ジャンルによっては大量に書けるジャンルもあれば、中々先に進めないジャンルがあるということです。ページ数だけで、速筆だとか遅筆だとか決められては、作家さんはたまらんなぁと言うことが分かってきました。
で、物語の内容については、本文を見て頂くとして、特に「あとがき」で解説は致しませんが、一言だけ言わせて頂ければ──
「みのりちゃーーーーーーーん‼」
でしょうかね(汗)。
……で、次は何を書こうかと──いや、書くと決まったわけじゃないですけど──考えるに、科学考証を考えすぎなくていい話を書きたいです(ちょっとだけ疲れている)。実は、「時間旅行ネタ」のヤツを3分の1ほど既に書いてはいるのですが……。そう言えば、前作の続きも頭の中にはありますが、まだまだ、山のものとも海のものとも……。
そういうわけで、今まで通り、テキトーにやります。コメントとか感想とか頂ければ嬉しいです。
ではまた(次がありましたら……)。
ヴィーナス・アタッカーズ 悪紫苑 @AXION_CAVOK
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